2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マービン・ゲイは声が天才

たまたま街で(有線か何かだと思う)マービン・ゲイの「ヒッチハイク」がかかっていた。 ストーンズもカバーしている曲だ。久々に聴いて想った。 マービンって、声自体がファンクしている。 きっと厳密にいえば、ヴォーカルのリズム感やアクセントの付け方が…

イージーリスニングはイージーじゃない

パーシー・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」 甘ったるくてゴージャスなストリングスの曲だ。 最近ポップス系のオーケストラというのがない。 ま、確かにポップソングの流れから言ったら、需要もないのはわからなくはない。 だが、需要が少ないから全…

フルハウスでJ・ガイルズ・バンドは決まり!

高校一年くらいの頃、まだ「墜ちた天使」も流行る前の頃、名前だけ知っていたJ・ガイルズ・バンドのアルバム「フルハウス」をジャケ買いした。1973年のアルバム。 結果は大当たり。 オリジナル曲こそ少ないが、イキのいいロックンロールがたっぷり詰ま…

サニーデイ・サービスのぎこちないかっこよさ

サニーデイ・サービス。 解散して早くも数年ほど過ぎてしまった。 リーダーの曽我部氏は、ソロで活発に活動しているようだが。 彼らのことは「大好き」というほどではなかったけど、親近感はあった。なんか曲調やサウンドなどに「なんか他人とは思えない」と…

ソニー・ロリンズは幸せの音

何を今さらの大名盤なのだけれど、ソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」。 2000年に、初めてソニー・ロリンズを見に行った。 ジャズに興味を持ち始めて、一年くらいの頃。 初めて見るジャズの巨人だ。 この時で70才くらい。もう生きて動い…

なさけない男選手権一位はロッド・スチュアート

情けない男を歌わせたらナンバーワン。ロッド・スチュアートだ。 こいつはとんでもない女たらしらしい。もう、見たまんま。みんなの持っている先入観のまんま。 そんなしょうもないやつの書いた、情けなくも切ない歌。 「マギー・メイ」。 年上の彼女と同棲…

エルビス・コステロの姿勢が好きだ

今日はエルビス・コステロの「ヴェロニカ」 なんか、年を食う、というのはこういうことかと実感することがままあるのだが、ついこの前のヒット曲、と思っていたのが気がつくと10年前だったり15年前の曲だったりする。 あーやだやだ。 この「ヴェロニカ」…

荒馬を乗りこなすニール・ヤング

ニール・ヤングはクレイジーホースと組んで演奏するときがいちばんかっこいい。 基本的には、ニール・ヤングとクレイジーホースは別物である。 いつもつるんでやっているようなイメージがあるが、そうでもない。 今数えたら、一緒にやっているアルバムは11…

デビッド・ボウイの野蛮な時代

最近、デビッド・ボウイのジギー時代のアルバムを、よく聴いている。「ハンキードリー」から「アラジンセイン」までのアルバム。 特によく聴くのは「ジギー・スターダスト」時代の最後のツアーのライブ・アルバム、「モーションピクチュア/ジギースターダス…

ツェッペリンでこの曲を薦めるかぁ!

ふぁふぁふぁ。 今日はレッド・ツェッペリンじゃ。 いつ出そうか手ぐすね引いて待っておったのじゃ。と、じじいモードで。「ギャロウズ・ポール」サード・アルバムに収録だ。サードなら移民の唄でしょう、という声が聞こえてきそうだが、ワシはB面派。 この…

サティスファクションは美メロか?

今日はローリング・ストーンズのメロディに注目。 ストーンズで美メロ?ん? アンジーか、アズ・ティアーズ・ゴー・バイか? うん。知られている曲のなかで言ったらストーンズの曲ではメロディの立っている曲は少ない。 でも今日はストーンズの本領とでも言…