サニーデイ・サービスのぎこちないかっこよさ

サニーデイ・サービス
解散して早くも数年ほど過ぎてしまった。
リーダーの曽我部氏は、ソロで活発に活動しているようだが。


彼らのことは「大好き」というほどではなかったけど、親近感はあった。なんか曲調やサウンドなどに「なんか他人とは思えない」と感じさせるモノがあったのだ。とプロの人に対しておこがましいかもしれないが、ホントに。
「スロウライダー」
曲調で言ったら、ファンキー、などと形容されるのだろう。
でもこのバンド独特のぎこちなさ。
リズムや音程も妙に危なっかしい。
だが、それが魅力に転じている。
天然だとしたら、羨ましいし、狙ってやったのなら、凄いとも思うし。

どうってことのないリフが延々続き、そこにどうってことのない歌詞がのる。特に盛り上がりもない。
なのに、全体として聴くと、乗れる。気持ちいい。
マジックだね、これも。

そして僕が目指していることの一つでもある。
がんばろっと。