ジョージの魅力は異性に接する魅力

ジョージ・ハリスンはホントに魅力たっぷりな人なのだが、決定的な押しや強さに欠けると言うところも併せ持っている。
いやらしい言い方だが、「分かる人には分かる、はまるひとは はまる」という部分が非常に強いのだ。
初めから肌が合う、という場合か、はたまた、魅力をその気になって見つけださないと、なかなかジョージの世界の核心には迫れないのである。
そう、普通のミュージシャンよりも、異性に惚れる感覚で接しないとその魅力がわかりにくいのだ。
あー、大変。時にはそういう異性とのごたごたを忘れたくて、音楽を聴くときだってあるのに。


そんなジョージの実にトロピカルな曲「ゴーン・トロッポ」
これは雰囲気の良さだけで、もうとろけそうな曲である。
厳密に曲としての構成やクオリティを見ると、ちょっと?とおもうところがないでもない。
でも、やっぱりこの音に包まれるだけで、ああ、なんて幸せなのだろう。柔らかくて、暖かくて、陶酔できて...
ってやっぱり「異性」でしょ?


なんかジョージモードにはいるとまた、抜け出せないような。
癖になるしな。異性だしな。


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