何をいまさらかもしれないけれど...iPod にびっくり

この夏にiPodを買った。
PCを新しくしたときに、思い切って一緒に買ったのだ。
その時はそんなに深く考えず、外で気軽に音楽を聴ければいいな、くらいだったのだが。
なんだか、見事なくらい音楽の聴き方が変わってしまった。
環境が変わるってでかいんだな。当たり前のことかもしれないけれど。

皆さんがどういう使い方をしてるのかはわからないけれど、僕はは持っているCDを取り込んですぐ聞けるようにする、というのと、iTunesからダウンロード購入した楽曲を聴く、という使い方。
そして、取り込んだ曲の中から、自分なりのセレクトのコンピレーションを作って聴く、というところ。

もちろん持っているCDのごく一部しか取り込んではいないのだが。
CDからPCにデータを移し、iPodで聴けるようにする、この一連の作業の中でいかに今まで、自分が持っているCDを「アルバム」として、ちゃんと聴いていないかがよくわかった。ずいぶんな金と時間とエネルギーを注ぎ込んでいるんだから、ちゃんと聞こうよ、いしはら。
そして、アルバムを丸々一枚取り込みたくなるようなものがいかに少ないか、も改めて思う。
CD取り込み、そしてコンピレーションを作る過程で、「自分がいかにそのアルバムを必要としているのか、いないのかが問われる気がする」、と言っていたのは友人のB氏だが、まったく同感である。

また、コンピレーションを作る際の曲の入れ替えの楽なこと。カセットテープでこれをやっていたときの苦労を覚えているから、ものすごくありがたい。
MDが出たときも画期的、と思ったけれど、さらにすごい。
必要な音、好きな音をいつも手元において置けるのは、幸せである。

そういう状況のせいか。
明らかにCDのみで聴いていたときに比べて一曲一曲をちゃんと聴くようになった。
もちろん今だって,iPodを使ってBGMとして流し、ながら聴きをすることも多い。
現に今だってそうだ。
でも、一曲が僕の中に入ってくる度合いが違うのだ。

iPodには、ほかにもいろいろな機能がある。
その辺もおいおい使いこなしていくうちに、また、さらに音楽の聴き方が変わってくるのかもしれない。
音楽ダウンロード、が始まったときよりも、個人的にはこっちのほうが衝撃が大きいかも。
何をいまさらな方のほうが多いでしょうが、いしはら、iPodにびっくり&感激の巻、でした。

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相模の風レコード いしはらとしひろ