ヒューイ・ルイスで踊ってた

ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズの「ハート&ソウル」。
1983年の曲です。
もちろん曲自体も名曲だと思うが、実はこのタイトルをかぶせた「ダンスパーティ」をやっていたのだ、若かりしわたくしは。
もちろんこの曲、タイトルが気に入って名付けた。
20代前半に半年に一回くらいのペースで、10回くらいはやったろうか。
自分で言うのは何だけど、そこそこ人気があったパーティで、だいたいいつも50人くらいは集まってくれていた。(自慢するほどの動員じゃなかったかな)町田界隈の田舎のパーティとは言え、ほんのちょっとだけ認知されていたように思う。
要はディスコパーティ。あくまでもクラブ、ではなくね。
自分たちの好きな曲で踊り狂いたい、というのがコンセプトだったから、キッスから、エアロスミスビートルズに60’Sビート、JBモータウンにメンフィス、そしてあの頃定番のアースやスティービー・ワンダー。パンクもかけたし、ピンクレディもかけた。
ひたすら楽しかった。
自分で言うのも何だが、スタッフも、来てくれたお客さんも、わくわくしている様が手に取るように分かった。
僕だって主宰者で、細々としたやることもいっぱいあったはずなのに、気がつくとフロアで狂ったように踊っていた。
純粋に「楽しさ」だけを結晶にしたようだった。

その楽しい気分を象徴する曲として、まさにぴったりだったんだ、この曲が。

またこのパーティを動かす為には、企画力やスタッフの協力ももちろんいる。
そういうのを動かしていく中で、色々学んだ。
いいこともいやなことも。
それが今、普通にライブをやる以外にも企画ライブをやったり、人と人をつなぐようなことも視野に入れて活動をやっている、原点だと思う。

ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズの「ハート&ソウル」。
もちろん名曲なのだが、それ以外の余計な思い入れと思いこみのおかげで、僕の中では永遠にエバーグリーンだ。